わこす~!
去る2023年7月26日、アイドルマスターが18周年を迎えました。めでたい!
そして周年と言えば、僕が共に歩んできた「ミリオンライブ!」も10周年イヤーということで、これまためでたい。
そんなミリオンPの僕は、この2023年はミリオンライブ!に本気……と思いきや、4月に発表された「ヴイアライヴ(以下=ヴイアラ)」に本気という、まさかの事態を迎えております。ですが、そんな魅力がヴイアラに在るのも事実。
そんなわけでこの記事では、「今ヴイアラにハマっているオタクは何をどう楽しんでいるのか」という一例をお伝えしていければと思っております。
ちなみに、僕のヴイアラ歴を簡単に書くと、
・全配信視聴済み
・3人全員のメンバーシップ加入
・1stグッズフルセット購入(16500円)
・オンライン1on1イベント参加(16500円/5分)
と言った感じです。
発表後からイマイチパっとしない印象が強いであろうヴイアラですが、そんなヴイアラにも真剣なオタクは
〇そもそもヴイアライヴってなに?
と言うわけで、ヴイアラ公式ページに記載されている企画説明 を見てみましょう。
「視聴者参加型の公開オーディション」
「既定の支持率を獲得した者のみが"アイドルデビュー"」
「プロジェクトが支持されない場合は、プロジェクト自体が終了」
などなど、「リアリティーショー」を意識させる物々しい文章が並んでいますね。
早速ですが、この内容は全部忘れた方が良いです。
いや、誤魔化してるとかそういうわけではなくて。
今ヴイアラを楽しむにあたって、このあたりの要素はぶっちゃけノイズです。
「プロジェクト終了」と言いつつも、実際にそれが仄めかされたことはありません。加えて、アイドルデビューに必要な"既定の支持率"の具体的な数値であったり、デビュー後の活動内容についても全く明かされていないのが現状です。
つまるところ「リアリティショー」と言いつつも、将来的なことは運営の匙加減が大きく、今のところ僕たちはどうしようもないというのが正直な話です。
が、しかし。
それはヴイアラを楽しむ上でさしたる問題ではありません。それは何故か?というと、かの有名な松岡修造氏の発言をお聴きください。
「未来のことも思っちゃダメ。大丈夫かな、あはぁ~ん。不安になってくるでしょ?ならば、一所懸命、 一つの所に命を懸ける! そうだ! 今ここを生きていけば、みんなイキイキするぞ!!」
大事なのは今この瞬間を生きること!
そしてヴイアライヴは""今""が楽しいコンテンツ!
そう!!
〇で、実際ヴイアラってなにやってんの?
ナムコで開発された『アイドルマスター』が引き起こした『9.18事件の惨劇』から13年。我が国は、灯里愛夏、上水流宇宙、レトラの3つに分かれ、混沌を極めていた!
冗談はさておき。
具体的に言うと、毎月、投票バトルをやっています。
・月ごとに決められたテーマについて、候補生3人が取り組みその成果を競う
・優勝した候補生には、+αで活躍の場が与えられる(例:歌ってみたソロver作成)
といった形式を取っており、普段の配信もこのテーマにちなんだものが多いです。
www.youtube.com
上の動画は一例。6月のテーマ「インテリ」では、各自が決めたテーマのプレゼンをすることが課題に。その中で「栄養」をテーマにした上水流宇宙の配信。
また、毎月の投票に加え、「中間審査」なる投票バトルが3か月ごとに存在します。こちらより扱いが大きく、第1回目(1Q)の優勝報酬としてはソロでカバー曲配信の権利が与えられました。
アイマスで"楽しい"と思える瞬間は数多くあるかと思いますが、その中でも「担当アイドルを勝たせる喜び」は何事にも代え難い体験だと実感しています。それを味わえるチャンスが毎月あるというのは、僕のようなバトルジャンキーとしてはめちゃくちゃ楽しい環境です。
また、投票とは別に、候補生3人の活動実績として具体的な数字が公開されています。
「メンバーシップ登録者数」「Twitterのいいね数」など、普通こちら側が見ることの出来ない実績が定期的に公式サイトに張り出されます。・加えて各プラットフォーム上では「Youtubeのチャンネル登録者数」「Twitterのフォロワー数」といった候補生が持っている生の数字が常に表示されるわけですね。
当然、「どの分野で誰が一番か」という情報も分かるわけです。
上の画像は上水流宇宙のデータ。赤字は1位を記録している項目を示します。
Twitterに強いことが分かりますね。
この状況下で、僕はこう思いました。
「俺の担当アイドルを最強にしてえ~~!!!」と。
これを読んでる皆さんもきっとそう思うはず。
数字と常に隣り合わせというのは、常に現実を突きつけられる過酷さがある一方で、「〇〇で1位を獲る」「登録者数〇〇人突破」といった具体的な目標が提示・共有されることにもなり、担当アイドルを応援するモチベーションに強く繋がっていることを実感します。
現に僕は「どうすれば上水流宇宙を1番に出来るか」を考えながら過ごす日々を送る羽目になってしまいました。苦しい。でも全部素敵。楽しい。
これは僕が感じていることですが、どのコンテンツも大なり小なり"目標"と呼べるものを持っていて、そこから生まれる「期待感」に人は惹きつけられるものです。逆に目標が見えてこなくなってしまうと「停滞」を感じてしまうのですが、そういった意味で今のヴイアラからは停滞を全く感じません。
実際、ヴイアラがスタートして4ヵ月弱ほどになりますが、この短い期間でも「3人がチャンネル登録者数1万を突破した」とか、「Twitterフォロワー数で、上水流宇宙が灯里愛夏を抜いて1位に」など数字が絡んだ出来事が沢山ありました。そうした日々起こる変化に一喜一憂出来るのはやはりヴイアラならでは魅力だと思います。
〇双方向のプロデュース
今更ですが、ヴイアラは生配信活動を中心としたコンテンツです。当然我々は自由にコメントが出来ますし、候補生もそれを拾いながら生配信を進めます。コメントをきっかけに定着した配信内のネタ・ミームも数多く存在しており、これも"視聴者によるプロデュース"と言えるでしょう。宇宙しいたけ食え。
また、先日開催されたミリオンのライブ(10th act2)で現地参戦された方は、こちらの広告を受け取ったかと思います。
ここに記載されたパラメータですが、これもプロデューサーのアンケートによって作られたもの。グラフだけでは分かりにくいですが、灯里愛夏の「知力」は見事に3人の最低値である6を記録し、「知力6の女」、「知力を捨て筋力を得た女」などの称号を欲しいままにしています。
アイドルが持つ要素(あるいは持っていない要素)のうち、「どこを取っ掛かりとするか」「どう売り出すか」を考えていくのは、まさしく現実で行われているプロデュースそのものでしょう。
こういった要素から、ヴイアラは非常に「プロデュースをしている実感」が強いです。その肝となっているのが、ヴイアラが持つ双方向性であり、僕たち1人1人が「"自己"を出力するプロデュース」をすることが出来る、ということでしょう。
これは半分くらい自慢話ですが、僕は上水流宇宙に対し、「メンバーシップ特典で使えるスタンプに、こんなものを追加して欲しい」という旨のファンレターを送ったところ、「そういう内容のお手紙を貰った」という触れ込みで、スタンプを追加していく配信が実際にされた……ということがありました。
「アイドルにやって欲しい活動を直接伝えることが出来て、なおかつそれが実現した」という体験は、おそらくアイマスの中で初めてです。ヴイアライヴって凄いのよ!
○候補生ってどんなヤツら?
ここまでヴイアラという企画そのものについて語ってきたところで、実際に候補生がどんな人物なのか紹介していこうと思います。なお、すべて個人の感想です。
◎灯里 愛夏(ともり まなか)
youtu.be
・知力6のバカ。
と言いつつも、自分がイジられるためのツッコミどころ(=隙)を作るのと、その誘導が上手な策士でもあると感じています。そう言うと実はビジネスバカなだけにも思えますが、まぁでも、やっぱりバカだと思います。
・アニメ・ゲーム的な声の演技に長けていて、その辺りのスキルはこの前の歌枠でも発揮されていたように思います。
・上記の諸々を踏まえ、一番キャラクター然としているというか、見る上での安心感が強いように感じています。
◎上水流 宇宙(かみずる こすも)
youtu.be
・ヴイアラのインテリ担当(当社比)。候補生3人が並ぶと、基本的には彼女が進行役を担うこととなります。
・イラストを始めとしたオタク文化への明るさがそのまま武器になっている印象ですが、1番の強みは配信のコメント捌き(=視聴者とのプロレス)の上手さだと思います。
・プロレスが加熱するあまり、他2人よりコメント欄の治安が悪いとも言えますが、その熱がプロデューサーの異様な熱量に繋がっているようにも思えます。「#宇宙の輝き」という、彼女に関する創作物全般を投稿するTwitterハッシュタグがあるのですが、それを見るとなんとなく雰囲気が分かると思います。
◎レトラ
youtu.be
・知力11のバカ。愛夏より若干上ですが、実際はこいつが一番バカだと思います。
・音楽畑の出身ということで、他2人と比べて「オタク感」「インターネットの住民感」のようなものは少ないです。その感じが慣れなくもあり新鮮でもありますが、逆に自然な印象を抱くかもしれません。
・彼女の持ち味と言えばやはり歌唱力になると思いますが、それもキャラソン的な歌い方の上手さというよりは、一般的なアーティストに近い歌い方の上手さという印象があります。(僕は音楽に明るくないので確かなことは言えませんが)
・そういったあらゆる点で「他とは違う」ものを持っているのが、彼女の強みだと感じています。
〇おわりに
ここまで御覧いただきありがとうございました。
「ヴイアライヴとかいうよくわからんコンテンツに狂ってるオタクの図」でしかないようにも思えますが、それでも発信することに意味があると思いこの記事を書いております。
コンテンツはいつ死ぬと思う?
スタートで大コケした時……違う
ユーザー数が減っていく時……違う
収益が上がらないとき……違う……!!!
「ヴイアライヴ」の名前だけでも憶えてもらえるだけでも嬉しいですが、やはり今このコンテンツを一緒に楽しんでいただきたいというのが正直なところ。僕は超楽しいぞ!だから来い!!
そんなわけで興味を持っていただけたのであれば、是非彼女らの配信でも見ていただけると幸いです。特に上水流宇宙。
それではめておつ~
散!